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歳をとるほどに、健康であることは一つのスキルだと感じます。

若い頃はエネルギーにあふれていて回復力もすごいので、健康であるために特別な努力など必要ありませんでした。

それが、やっぱり40を過ぎてからでしょうか、危機感を感じ始めたのは・・・

健康系のテレビ番組を真顔でみるようになったり、本屋に行くと健康本を思わず手に取ったりと、以前とは変わっていく自分がいました。

知識だけでは健康になれない

何にせよ、「知識がある」ということと、それが「できる」ということとは、全く次元の違う別問題です。

例えば、ピアノを上手に弾けるようになりたいという人が、上達法の書かれた本をいくら読んだとしても、それだけで上手くなるとは考えにくいと思います。

上達法を学ぶことも大切ではありますが、結局は毎日の練習しかないわけです。

毎日毎日、特訓して少しずつレベルアップして、そうやって自分の「技」として習得できて初めて、上達したと言えることでしょう。

健康も似たようなところがあると感じています。

テレビや書籍でいくら健康になるための知識を詰め込んでも、それらを使いこなすスキルがなければ、本当の意味での健康は手に入らないのかもしれません。

例えば、一日一食にすると健康にいいらしいと聞いて、いざ今日から実行しようと思っても、それまで一日三食きちんと食べてきた人にとっては無謀すぎるチャレンジです。

身体を壊すことなく一日一食を実践するには、ある程度の長い期間をかけて徐々に食事量を減らすということが必要です。

つまり、一日一食生活を意図的に実践している人というのは、それを可能とする一つのスキルを習得してるわけです。

ビジネスの世界でも、交渉スキル・語学スキル・ITスキルなど様々なスキルを持つほど成功しやすくなりますが、健康面でも一つ一つスキルを増やしていくことが、真の健康体を手に入れる条件と言えるかもしれません。

逆に言えば、スキルに結びつかない知識というのは、あまり価値のない情報である可能性が高くなります。

例えば、「○○を食べると血糖値が下がる」とか、「○○サプリが花粉症に効く」などの情報をよく見かけます。

買って飲んだり、食べたりするだけなら簡単ですし、スキルも何も必要ありませんよね。それだけで健康になれたら本当に楽です。

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しかし、それらは一時的に幾らか症状を和らげることがあっても、本当の意味で身体全体を健康にするものではありません。

血糖値が高いとか、花粉症に悩まされているのは、体全体のバランスがおかしくなっているから生じているわけで、ひとつの警告サインとして起きています。

そのサインを消したからといって、体のバランスを正常化しない限りは不健康であることに変わりはありません。

そして、体全体のバランスを整えるために必要なことの多くは、トレーニングのように毎日実践していって徐々に習得していくような性質のものです。

健康スキルを習得するということ

健康スキルを身に着けるためには、大きくは以下の2つが関係していると思います。

(1)段階を設ける
(2)習慣化する

段階を設ける

分かりやすい例で言えば、柔道では熟練度に応じて、白帯・茶帯・黒帯と帯の色が変わっていきます。

健康スキルにおいても、いきなり高いレベルのことを一度に行おうとしても無理です。何とか頑張って続けようとすると、それだけ反動も大きくなります。
 関連記事1:じわじわ健康になっていく

 関連記事2:笑っちゃうぐらい簡単なことから始める

健康スキルをしっかりと自分のものにするには、やはり段階を設けて着実にレベルアップしていく必要があります。

最初はごく簡単なことから始めて、徐々に慣らしていくというのが、結局は近道につながるのでしょう。

習慣化する

ピアノで上達するにも毎日の練習が欠かせないように、健康スキルを習得することも、日常生活で習慣化できて初めてレベルアップしていけます。

一か月に2,3回ぐらい思いついた時にやるというのでは、全く意味がありません。それでは何も変わりませんし、スキルと言えるものが身につくことはありません。

それで、食生活の改善にしても、野菜ジュースを飲むにしても、体操や運動をするにしても、はたまた理想の治療院を探せるというスキル(?)にしても、習慣化するにはどうすればよいかということを、まず考える必要があります。

そして、やるべきことを決めたら、後はレベルアップを目指して日々黙々と続けるのみです。