先日、嫁のつくってくれた味噌汁が結構おいしかったので、

「この味噌汁おいしいね~ダシ変えた?」と尋ねてみました。

少しのご機嫌取りも兼ねて・・・

ところが返ってきた答えは、

「それ、スーパーで買ったインスタント。」

その後に重苦しい沈黙が続く中、味オンチの自分をつくづく恨めしく思いました。

しかし、どうも調べてみると味オンチになった原因は食品添加物にありそうだと思えてきました。

それでインスタント味噌汁の原材料表を確認してみると、やっぱりありました!

見つけたのが「調味料(アミノ酸等)」の表示です。

調味料(アミノ酸等)の正体

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スーパーで様々な食品の原材料を確認すると、かなりの割合で含まれているのが「調味料(アミノ酸等)」です。

インスタントのラーメン・スープ・味噌汁、弁当、せんべいなどの菓子類、ポン酢などの調味料、漬物、ハム・ソーセージ・蒲鉾などの練り製品によく使われます。

この「調味料(アミノ酸等)」の正体は、化学調味料である「味の素」です。

これは正式な名称をグルタミン酸ナトリウム(MSG)という成分で、昆布などのうま味を人工的に生成した食品添加物です。

これを加えるだけで食材や料理のうま味が増して美味しくなるわけですから、それは使いますよね。「味の素」は、食品業界にとっては「魔法の粉」なのです。

ところが、グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、問題視されることの多い食品添加物でもあります。

アメリカでは、この成分が「中華料理症候群」の原因とされた時期があり、州によっては使用が制限されました。

「中華料理症候群」とは、中華料理を食べた後に頭痛や手足の痺れ・倦怠感・呼吸困難などの症状が現れるもので、当時の中華料理店で「味の素」が大量に使われていたために、それが原因であると考えられたのです。

しかし「中華料理症候群」と「味の素」との因果関係については、いまだにはっきりしないところがあるようです。

それでも海外では、グルタミン酸ナトリウムを使っていないことを示す「No MSG」という表記が商品や飲食店に付されており、その表示がないと売り上げが落ちるという現象も起きているようです。

グルタミン酸ナトリウム(MSG)が欲しくなる

グルタミン酸ナトリウムが健康面で問題となるのは、過剰摂取の場合だと考えられています。

一部の神経生物学者や脳神経外科医は、MSGを大量摂取したときに脳神経を過剰に興奮させる作用があると主張しています。

そのため毒物に敏感な胎児にとっては、母親のMSG過剰摂取が脳の発達を遅らせたり、脳血流関門を傷つけることがあるということです。

また脳を一時的に興奮させるためか、依存性があると言われており、ソフトドラッグと呼ばれることもあります。

この点で、うま味調味料が「やめられない止まらない」のポテトチップスに多く含まれているのは、分かりやすい例だと思います。

おっちゃんも、長い間ポテチがどうしてもやめられない日々を送ってきました。

これは今考えると、ポテチ中毒というより、化学調味料中毒に陥っていたのでしょう。

実際のところ、MSGが含まれている煎餅やラーメンスープ、うどんダシなども大好きでしたから。

そうして人工的につくられたうま味でしか満足感を得られないようになって、本物の味の分からない味オンチになってしまったのでしょう。

このようにMSGに依存していくと、当然ながら過剰摂取になります。

MSGの過剰摂取は脳の障害であるアルツハイマー、パーキンソン病、うつ病、めまい、発達障害、不眠症などとの関連が指摘されています。

また脳神経に影響を与えるだけでなく、糖尿病や高血圧症、ガンなど様々な生活習慣病につながる可能性もあります。というのも、MSGには通常の食塩の3倍の塩分濃度があるため、塩分の摂りすぎにつながるからです。

グルタミン酸ナトリウムを使うと、人々が美味しいと感じる味を簡単に作り出せ、しかも何度も買わせられるのですから、食品企業や飲食店にとってはまさに「魔法の粉」です。

しかし、消費者にとっては「悪魔の粉」なのかも。