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「考えるな。感じろ!」

 これはカンフー映画「燃えよドラゴン」の中で、ブルース・リーが発した言葉です。

現代医療に依存するのではなく、自分で健康になる道、つまり健康道を歩もうとする人にとって、身体の声に耳を傾けるということは、かなり重要なポイントです。

ニューヨーク・タイムズなどでベストセラーとなった「がんが自然に治る生き方」の著者ケリー・ターナー博士は、がんが劇的に寛解した何十人もの人にインタビューを行いました。

その結果、分かったことは、がんが劇的に寛解した人には共通する9つの要因があったということです。

そして、そのうちの一つが「直感に従う」ということでした。

直感が鈍くなった原因

実際のところ、直感によって病気が改善したという人は全体からすると、かなりの少数派です。

なぜなら、ほとんどの人にとっては、直感力は鈍くなってしまっていて、あてにならないものだからです。

では、なぜ直感力が鈍くなってしまうのでしょうか?

現代社会が人類史上で最も情報量が多く、複雑化・高度化していることは疑いようはありません。

それと反比例するかのように、誰もが自分の内に持っているはずの直感力を使う機会は、極端に少なくなりました。

昔の人は、空の様子を見てその日の天気を判断しましたが、現代人はスマホで天気を検索して、その情報を信じます。

昔の人は、野獣が迫っていることや危険な食べ物を直感力によって判断しましたが、比較的治安のよい社会に暮らしている私たちは生活の中で生命の危機にさらされることは滅多に起こりません。

このように脳を情報処理や思考にばかり使って、感覚や第六感というものの存在を意識することが、ますます少なくなっている訳ですから、直感力が鈍るのも当然です。

直感が動き出すとき

現代人の多くは、直感力が鈍くなっていますが、それでもガンなどの難病を経験した人の中には、直感の働きによって救われたという人がいます。

前述のケリー・ターナー博士の本の中でも、インタービューに応じたガン寛解体験者のほとんどが、程度の違いはあれ、直感の働きを感じたと述べています。

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おそらく、生命の危機や死の恐怖に直面することで、眠っていた直感力が覚醒したのかもしれません。

病院では、当然ながら患者の直感力など重視されることはあまり考えられません。

大抵は、医師が患者の悪いところを発見して、治療方針を決めるようになっています。

しかし、その患者の身体のことを一番よく知っているのは誰かという話になると、本来は患者本人ではないでしょうか。

いくら優秀な医師でも、患者の身体が発する声までは聞こえてきません。

でも、多くの患者は、直感が鈍くなっているために身体の声が聞こえず、どうしてよいか分からないから医師に頼りっぱなしになってしまいます。

そして、時には医師の誤診によって、ますます病状を悪化させたり、診断のつかないままドクターショッピングを繰り返すことになります。

また、病気なった時だけではありません。

予防のために何かの健康法を実践しようという時も、健康知識を頭に詰め込むばかりで、身体の声に耳を傾けないと、どんどん偏ってしまいます。関連記事:偏ることで健康から遠ざかる

直感力が十分に働いているなら、身体が歓んでいるのか、それとも悲鳴をあげているのかは分かるはずが、知識だけを重視して「こうすべき」で取り組んでいくと、かえって健康を害します。

「ローフードが良い」「玄米菜食が良い」「ジョギングが良い」などと言われても、その人の今の状況にとって良いかどうかは全く別問題です。

結局、ある健康法が自分に適しているかどうかは、自分の身体に聞くしか答えはないということになります。

直感力を鍛える

ケリー・ターナー博士は、直感力を強化するための実践ステップとして、以下のようなことを提案しています。

STEP1

毎日リラックスして何も考えない時間を設ける。この時間は本やテレビなど見ずに、静かな音楽などかけて気持ちを落ち着かせる。心配事や悩みはなるべく考えないようにする。

STEP2

頭が思考モードから離れてきたら、直感を伝達する脳の部位である「大脳辺縁系」に刺激を与える方法を試す。そのような方法として、以下のようなものがある。

1 イメージ療法の素材を使う
CDやiTUnesなどで入手できる。

2 瞑想する
はじめは瞑想のための誘導CDなども活用する。

3 日記を書く
自分に解決策を問いかけながら書いていく。

4 夢を活用する
寝る前に自分に問いかけ、起きたら見た夢を紙に書き出して解釈してみる。