世界各国には、特殊部隊というものが置かれています。

中でも有名なのは、アメリカ陸軍の通称グリーンベレーという特殊部隊です。

グリーンベレーは対ゲリラ戦を行う戦闘部隊ですが、その訓練の過酷さでも知られています。

そのためグリーンベレーの隊員1人の戦力は、陸軍の歩兵200人に相当するとさえ言われているのです。

 

私たちの体の中にも、いわば軍隊のような細胞が存在しており、それがガン細胞や病原菌によるダメージから守ってくれています。

このような細胞の働きを含めた体の防衛システムのことは「免疫システム」とか「免疫系」と呼ばれています。

そして、それらのシステムがもつ防衛力が「免疫力」です。

よく「免疫力が低下すると風邪をひきやすくなる」と言われますが、風邪だけにとどまらず、ほとんどの病気は免疫力の低下か、免疫系の異常によって起きます。

ですから、免疫力を強化することが病気の予防と改善のかなめなのです。

どんな病気であれ、医者はそれを治すことができません。

最終的に病気を治しているのは、私たち誰もがもともと持っている自己治癒力です。

医者や薬は、その自己治癒力をサポートする役割以上のことはできません。

医師の役割は、ちょうど学習塾の講師のようなものです。

どんなに天才的な頭脳をもった塾講師でも、生徒の代わりに入試を受けることはできません。

能力の高い講師から教えられれば、生徒の学力もかなり上昇すると思いますが、それでも受験するのは生徒自身をおいて他にいないわけです。

同じ様に、どんなにいい病院でいい医療を受けられたとしても、最終的に病気を克服できるかどうかは、自分自身の自己治癒力にかかっています。

そして、その自己治癒力の中心となるのが免疫力です。

このように考えていくと、病気を克服したり、健康になるための方法が病院以外にも存在することに気づけます。

それが、このブログのテーマでもある小食や食養法や断食などの自分で行える健康法です。

病院のサポートを受けながらも、自分で有効な健康法を見つけて実践していくなら、免疫系がどんどん鍛えられていき、病気の改善に役立つはずです。

それを続けていくことで、やがてグリーンベレー級の免疫システムに鍛え上げることができればどうでしょうか?

「どんな病気も来るなら来てみろ!」という気持ちになりますよね。本当に来られたら困りますが。

このように免疫力を強化することが健康道の目指す目的であり、この目的からブレてしまうと健康から遠ざかってしまうことさえあるわけです。

つまり、手段が目的化してしまうのです。

例えば、ストレスは免疫力を低下させる大きな要因ですが、ひどくストレスになるような健康法を長い間必死で続けていくとどうなるでしょうか?

健康法によって得られるメリットよりも、ストレスによる免疫力低下の害が大きくなりそうです。

「グリーベレー級の免疫部隊をつくる」

その正しい目的を忘れずに、今日も健康道に励んでいきましょう。